阪合部文化会館 旧跡と伝承    

             平成15年7月発行  財団法人阪合部自治会便覧より抜粋

阪合部自治会
阪合部文化会館
 財団法人、阪合部自治会は地方自治の本旨に則り、旧阪合部村住民の福祉の増進を図る目的をもって、寄付行為により昭和32年設立された。
 続いて同年旧阪合部村有財産(森林、土地)の全部の寄付を受け、財団法人を運営している。
 その間昭和34年(第1回)昭和36年(第2回)地上権契約規程に基づき、中町外13ヶ町のそれぞれの町を代表する自治会長と、財団法人阪合部自治会理事長との間に99年又は97年間の地上権契約を締結した。
 また、昭和42年第3回目として同じく99年間の賃貸借権を締結し今日に至っている。

(目的達成のため行っている事業)
 1 道路並びに林道の設置、改修及び維持管理         
 2 各種公共的団体の向上発展の援助             
 3 植林思想の普及及び産業の振興並びにその援助
 4 教育の振興と援助
 5 社会福祉事業の援助       
 6 その他目的遂行に必要な資産の運用並びに施設の整備と援助
 以上の目的達成のため、自治会直轄林の森林整備や林道整備と毎年計画的に実施しています。
 又各種公共団体に対する援助やクラブ、サークル活動の場として会館施設を提供しています。


阪合部文化会館

・文化の殿堂

 阪合部文化会館は、オリンピック東京大会を記念して地域の文化の向上と、人づくりを基盤とし広く地域住民の利用を目的として、財団法人阪合部自治会が建造した地区の文化のセンターであります。
 私達の先達の方々が住民の教養の向上と社会福祉の増進並びに、産業の振興に寄付することを念願し建設した他に誇り得る地区の財産として、大事に維持し保有して行かなければならないものの一つです。

・文化会館の主な行事
1、敬老会
  地区在住の満75才以上の高令者を招き敬老会を開催し、長寿をお祝申し上げ、その苦労に感謝の意を表し最高令者並びに米寿者に記念品を贈り祝福する。
2、文化の日の記念式
  11月3日文化の日に地区団体関係者、役員のご臨席をお願いし記念式を挙行するとともに地区内の行政自治、産業、教育学術、体育、篤行等の功労者(団体を含む)を選考「地区文化功労者選奬条例」に基づく表彰式を行う。
3、成人式
  毎年成人の日に地区在籍の成人を招き、成人式を行い新成人の輝かしい門出を祝う。
4、文化講座
  社会活動の一環として地区の方を対象に健康、福祉、文化等について各分野の知識人を講師にお迎えし毎年2月中の第2日曜日に講座を開設している。

・住民の文化会館活動
 住民の皆さんが学ぶ楽しさを見つけるための、生涯学習の場として文化会館を利用していただいています。
各種団体の集会を始め、クラブ、サークル(書道、大正琴、詩吟、謡、カラオケ、生花、着付等)教室が人と人との出合い、ふれ合い、学び合いを通じ、地域文化の向上と住み良い地域づくりに頑張っています。


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